商品相場の戦略ポイント=7月28日(夜間立会い時点)


今週の相場を振り返りながら、日足チャートによるトレード分析を行いたいと思います。


東京金 日足チャート

今週の東京金は25日EMAをサポートに堅調推移となり、週末28日の相場では一時4514円まで上昇しました。ただ、その後は戻り売りが活発となり、長い上ヒゲ陰線を形成してこの週を終えています。

現在の夜間立会いでは前日比12円高の4492円で推移しています。

RSIは68%近辺で推移しており、引き続きレンジ相場形成を暗示するカタチです。
平均足は10営業日連続で陽転しており、上昇過熱感が出始める時間帯に突入したと云えます。

ボトムサイクル分析では5/9安値から形成するサイクルのボトムを7/11安値に見直しています。これは6/16安値と7/11安値があまりにも日柄が浅いことからです。
修正後の状況で判断すると、7/11安値から14営業日目を形成しており、日柄としては上昇余地があるものの、28日の上ヒゲ陰線がトップになる可能性も秘めているといます。

現状は目立った反転サインが点灯していないものの、プライスアクションや平均足から考慮すると、下落リスクが高まりつつありますので、来週の相場で実線が一目均衡表の雲を下抜けることや平均足の陰転換となれば、さらに下落リスクは高まってきます。いずれにしても、トレンドレスの展開が続きそうです。

 


東京白金 日足チャート

今週の東京白金は、25日EMAを中心に動意に乏しい展開が続きました。
週末28日の相場では一時3355円まで上昇する場面もありましたが、7/24高値3359円を上抜けることはできず、その後は戻り売りが優勢となり、長い上ヒゲ陰線形成に25日EMAを下抜けてこの週を終えました。

現在の夜間立会いでは前日比11円高の3322円で推移しています。

RSIは45%近辺で推移しており、中段保ち合い圏で指数密集圏を形成していることから、引き続きレンジ相場を形成する展開を暗示しています。
平均足は4営業日連続で陰転していることから、目先の下降波形成を暗示するカタチです。

7/24高値3359円が今回のボトムサイクルのトップと仮定すると、来週は下値を試す展開も想定されそうです。
ボトムサイクルでは31日目を形成しており、平均ボトムサイクル42日を考慮すると、あと10日程度の下落も想定されます。
下値は6/16安値3275円がターゲットとして意識されますが、すでに3/2高値と5/29高値を結んだ延長ラインを上抜けていることで大勢の下降トレンド終了を示唆しています。そのため、今後の展開としてはレンジ相場を経て上昇トレンドを形成する可能性が高まっていると云えます。
短期的にはボトムサイクルが下降波を形成する時間帯に絡んでいることから、下値を試す展開が想定されますが、押し目は買い拾う戦略が有効に機能するかもしれません。その後、7/24高値3359円を上抜けることで上昇期待がさらに高まるものと考えられます。

 


東京ガソリン 日足チャート

今週の東京ガソリンは一時25日EMAを下抜けて47110円まで値を崩す場面もありましたが、その後は50100円に上昇するなど、底堅い展開が続きました。
下値では25日EMAや一目均衡表の雲、3/28安値と5/9安値を結んだ延長ライン、1/30高値と4/13高値、5/25高値を結んだ延長ラインがサポート役として機能したカタチです。

現在の夜間立会いでは前日比180円高の48770円で推移しています。

RSIは65%近辺で推移しており、上昇過熱圏から一時65%近辺まで下落したものの、その後は下げきれずに50%以上での推移が続いています。これは強い相場の現れですので、レンジ形成後の上放れを暗示するカタチと云えます。
また、平均足は4営業日連続で陽転していることから底堅さを暗示しています。

ボトムサイクルは27日目を形成しており、前回の33日を考慮すると、下降波形成の時間帯に絡んでいるものの、下げる気配がないといった展開が続いています。

実線は1/30高値と4/13高値、5/25高値を結んだ延長ライン(下降トレンドライン)を上抜けていることから、下降トレンドを終了した可能性が高まっています。
ただ、緩やかな下降トレンドを形成しただけに、強い反動は見込めないかもしれません。
目先は、今回のボトムサイクルがどこでボトムを付けるかが焦点ですが、この水準で当面は推移する可能性もありそうです。
その場合の戦略としてはレンジ上下限での逆張り手法が有効に機能しそうです。

 


東京ゴム 日足チャート

今週の東京ゴムは200日EMAに上値を抑えられた週でした。
7/26に218.7円まで上昇する場面もありましたが、200日EMAが強い抵抗として機能し、週末28日の相場では75日EMAを下抜けて大陰線を形成してこの週を終えました。

現在の夜間立会いでは前日比0.9円安の203.6円で推移しており、25日EMAを下抜けています。

RSIは34%近辺に下落しており、流れとしては上昇過熱圏から中段保ち合い圏→50%ライン割れということで、目先の下降波形成を暗示するカタチです。
平均足についても2営業日連続で陰転していることから、下降波形成を暗示するカタチです。

実線は4/5高値と5/24高値を結んだ延長ラインと200日EMAが交わる水準が強い抵抗として機能したカタチとなっており、現時点においても75日EMAや25日EMAを下抜けてきたことを考慮すると、7/26高値218.7円が今回のボトムサイクルのトップとなり、下降波を形成する可能性が高まっています。
また、このまま下落を継続すると、6/7安値と7/6安値を結んだ延長ライン(サポートライン)や一目均衡表の雲下限を下抜けることになり、大勢のトレンドを考慮しても、下降トレンドのエリアで推移することから、下値模索の展開を示唆するカタチとなります。

上昇期待が芽生えるには4/5高値と5/24高値を結んだ延長ラインや200日EMAを上抜ける必要があり、それは今回のボトムサイクルではなく、次回のボトムサイクル形成時にトライする可能性もありそうです。
前回までのレポートでも指摘したように、もっとも重要な点は6/7に示現したボトムから次のボトムまでの時間帯が短かったということです。
大底形成直後のボトムサイクルが短いということは、大きなトレンドの変化の予兆になることが多々あります。
そのため、次回のボトムサイクルで4/5高値と5/24高値を結んだ延長ラインや200日EMAを上抜ける展開となれば、大相場に化ける可能性も十分にありそうです。

 


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