ハッチの10%転換法


【ハッチの10%転換法】

  • 最安値から10%上昇したところで買い注文を出す
  • 最高値より10%下落したところで、買い玉を利食う
  • それと同時にカラ売りする

という内容のもので、実際にアメリカの相場師「サイラス・ハッチ」はこの方法で資金を144倍にしたそうです。

ハッチの法則

【解説】
低迷を続けていた相場中に久しぶりの反発を確認(A)。上昇率を計算すると、Aの上昇率は8.6%。「ハッチの10%転換法」で考えてみると、上昇率が10%以下であるので、この時点で反発場面Aは底値圏とは認められません。

次の上昇場面Bで同じく上昇率を計算すると、上昇率は10.5%であったため、ここで底値を確認したことになります。よって、すかさず買いを入れることになります。

買いを入れた後、すぐに下落場面Cを迎えることになりますが、Cの下落率は7.5%であり、同転換法から考えると、10%未満であるのでここでは売りに転換せず、買い玉を維持することになります。

すると後になって、買い玉維持が功を奏し、大幅な上昇場面を迎えました。

その後も強気の上昇基調の中で、下落場面D、E、Fを迎えますが、いずれも下落率はそれぞれ9.1%、7.0%、8.9%となり、転換期を迎えることはありませんでした。最終的には、「ハッチの10%転換法」に基づいて買い玉を維持したことで利益を得たことになります。

「ハッチの10%転換法」は特に一本調子の上げ相場には強みが発揮されるということが窺えます。

 

【上昇率・下落率の求め方】

  • 上昇率[%]=(最高値-最安値)÷最安値
  • 下落率[%]=(最高値-最安値)÷最高値