%Rオシレーター


オシレーターとは価格の変化率を示す指数のことで、RSIもその1つです。基本的に買われ過ぎ、売られ過ぎに注目する手法で、ラリー・ウィリアムズの%Rオシレーターも同様です。

 

%Rの計算式は、一定期間内の最高値、最安値と現在値との比較から、強弱の度合いを測る工夫がなされています。ただ、対象とする期間の長短によって結果が異なるため、適正な期間をシミュレートする必要があり、商品先物相場では20日間が多く用いられます。

計算で求めた数値は、折れ線グラフで表わし、ローソク足のチャートが示す値動きと対照させて用いられます。

%R

 

%Rは、数値が0%に近づけば「買われ過ぎ」、100%に近づけば「売られ過ぎ」と見ます。RSIとは逆になるため、縦軸目盛りの最大を0、最低を100すれば、RSIと同感覚で利用できます。

一般的には「20%以下で売り」「80%以上で買い」が売買の目安になります。ただし、0%や100%という極大、極小値になることは珍しくないため、RSIとは異なり20%や80%がついたからとあせる必要はありません。むしろ、0%あるいは100%という数値を待って仕掛ける方がよいとされます。

 

%Rは売り・買いのサインをRSIに先んじて発するという敏感さが特徴で、逆バリのタイミングをいち早く察知することができるという魅力があります。ただ、敏感であるため売買のサインが多く出現する欠点も併せ持っており、「行き過ぎの場面狙い」のはずが、だましになっていることもあります。

だましを回避するには、0%や100%をつけた後に急反転したのを確認してから、または、0%や100%を2~3回つけてからの反転パターン(ガーベッジ・トップ、ガーベッジ・ボトム)をみてから仕掛ける方法もあります。しかし、この方法はタイミングを逃しやすいという欠点があります。

 

%RはRSIと同様に一定レンジ内での往来相場では最大限に効力を発揮しますが、予想以上に行き過ぎてしまった場合などでは、RSIに先行してサインが出現する分、マイナス幅が大きくなります。こうした特徴を考えれば、%Rは短期的な値幅取りに徹し、素早く損切りを行える人向けといえます。